毎日の暮らしの中でどうしても関わってくる「掃除」という生活習慣。
つい、「やりたくないな」「面倒だな」と思ってしまいますよね!
おそらくこんな理由からではないですか?
- 掃除道具を揃えないといけない…
- どうやって掃除したらいいか分からない…
- なにより時間がかかりそうで面倒くさい…
私も、頑固な汚れを目の前に「掃除するのに時間がかかりそう。また今度でいっか」と、何度見て見ぬふりをして目をそらしてきたか分かりません。
では、もし一つのスプレーだけでたくさんの場所の掃除が可能になったら・・・時間をかけずに簡単にお掃除することが可能になったら・・・
「掃除、やってみようかな」という気持ちになりますよね!
そんな素敵な優れた掃除アイテム、実はあるんです。
その名も
「アルカリ電解水」
掃除ブームとなっている現在、おそらく聞いたことがあるのではないでしょうか?
私はこれ一本で、頑固な汚れともおさらばし、掃除にかける時間も大幅に短縮することが出来ました!
本当に簡単に時間をかけずに掃除できるため、私のような面倒くさがり屋でも掃除することが億劫でなくなり、汚い場所を放置することがなくなりました。
そんな魔法のようなスプレーの効果、期待してみませんか?
それでは、このアルカリ電解水を使った場所別の掃除方法をご紹介します!
アルカリ電解水とは?

汚れがするりと落ちると話題のアルカリ電解水。
アルカリ電解水は、水に電気を通して「アルカリ性」と「酸性」の性質に分け、「アルカリ性」の部分だけを集めた水溶液のことをいいます。
水は中性ですが、電気分解でアルカリ性にすることで、たんぱく質や油脂を分解する洗浄効果を持つ電解水になります。
そのため、食器用洗剤や住宅洗剤で汚れを落とすための成分として使われている「界面活性剤」が入っていません。
水100%でありながら酸性汚れを中和し落とすことが出来るという優れものなのです。
どうやって汚れが落ちる?
アルカリ電解水で汚れが落ちる作用としては、基本的に汚れを浮かして分解するという仕組みです。
①マイナスイオンで汚れを浮かす
素材と汚れの間にマイナスイオンが入り込むことで、汚れが浮き上がります。
②油が水に溶けて分解される
アルカリ性の電解水は油分を小さく分解して落としやすくする性質を持っているため、油汚など酸性の汚れにかけるだけで簡単に拭きとりやすくします。
どんな場所に使える?
主に、油汚れ・手垢・皮脂・血液・湯垢の汚れを落とす際に使うのがベストです。
家庭で発生する多くの汚れは酸性のため、多くの箇所で活躍してくれます。
成分が水100%で洗剤も入っていないため、エアコンや電子レンジなど、水で洗えない電化製品の汚れを落とすことに向いています。
また、洗剤を使いたくない場所や製品の洗浄にもおすすめです。
アルカリ電解水はここがすごい!3つのメリット

【メリット1】2度拭き不要
泡タイプの洗剤や合成界面活性剤入りの洗剤などは、汚れを落とした後に洗剤を水で流したり、拭き取る作業が必要です。
アルカリ電解水は水100%の成分なので、汚れを落としたら拭いて乾かすだけで掃除が完了!
わざわざ洗い流したり落とすという手間がかかりません。
【メリット2】ナチュラルクリーニング
ナチュラルな「水」という成分100%なので、洗剤を使いたくないところでも使用できるのがいいですね。
小さい子供のいる家庭でも安心して使うことが出来ます。
【メリット3】除菌効果あり
アルカリ電解水は除菌効果もあるため、洗浄と除菌が同時にできます。
ナチュラルクリーニングの代表として有名な重曹やセスキソーダは、洗浄はできますが、除菌はできません。
除菌の基準として、一般的にアルカリ性の値がph12以上あれば除菌浄化効果があるといわれています。
ホームセンターや100円ショップなど、市販で販売されているアルカリ電解水のほとんどは、pH12〜pH13.1となっているため除菌としての作用で使うことも出来ますので低コストで準備することが可能です。
こんな汚れにおすすめ!場所別の掃除方法

五徳
①ジップロップなどの保存袋に五徳を入れ、アルカリ電解水を20回ほど多めに吹きかける。
②保存袋の中に45~50℃のお湯を五徳が浸るくらいまで入れて、空気を抜いて閉じて15分程つけ置きする。
③五徳を保存袋から取り出しスポンジで磨く。
④汚れを水で洗い流し、タオルなどで拭いて完了。
キッチン
換気扇フィルター
①換気扇フィルターにキッチンペーパーを当て、ぞの上からアルカリ電解水をまんべんなく吹きかける。
②10分程そのまま置いておく。
③キッチンペーパーを剥がし、浮いた油汚れをタオル等で拭き取り、目の細かいブラシで汚れを擦る。
④汚れを水で洗い流し、タオルなどで乾拭きして完了。
電子レンジ
①水で濡らしたタオルをまだ水気がある程度にゆるくしぼり、アルカリ電解水を10回程吹きかける。
②タオル全体的に馴染ませてから、タオルをラップで包む。
③電子レンジで1分弱チンする。
④タオルからラップを取り、ラップを丸めて中の汚れを円を描くように擦る。
⑤ラップを取った後の温かいタオルで中を拭き、最後に乾拭きして完了。
まな板
①まな板にアルカリ電解水を10回程拭きかける。(使用後は洗剤等いつも通り洗った後に行う)
②20秒そのまま置く。
③水で洗い流し、乾燥させて完了。
キッチンの壁
①汚れているところにアルカリ電解水を吹きかける。
②ラップを密着して貼りドライヤーの温風を2分程あてる。
③ラップを剥がしタオルで拭いて完了。
魚焼きグリル
①グリルの鉄板や網にアルカリ電解水を10回程吹きかける。
②ラップをして10分程そのまま置く。
③ラップを剥がしてスポンジで磨く。
④水洗いして乾かして完了。
トイレ
キッチンペーパーにアルカリ電解水を10回程吹きかけて便座や便器を拭く。
窓ガラス
①タオルにアルカリ電解水を20回~30回程多めに吹きかける。
②窓ガラスをタオルで拭く。
③スクイージーなどで水気を取り完了。
除菌用としての使用方法!

ドアノブ
①タオルなどにアルカリ電解水を3~5回程吹きかける。
②ドアノブを擦るようにタオルで拭く。
おもちゃ
①アルカリ電解水を直接おもちゃに3回程吹きかける。
②30秒程そのまま置く。
③タオルなどで乾拭きして完了。
テーブル
①アルカリ電解水を直接テーブルに5回程吹きかける。
②タオルで拭き取って完了。
下駄箱
①タオルなどにアルカリ電解水を5回程吹きかけて靴底が直接触れている板版や中を拭く。
②喚起させて風通しを良くし乾いたら完了。
使い方の注意点

掃除に便利なアルカリ電解水ですが、使い方・使う場所を誤ると、思わぬトラブルが起こるおそれがあるので、使う際には注意が必要です。
長時間の接触は避ける
人間の皮膚は酸性のタンパク質のため、長い時間アルカリ電解水に皮膚が触れると手荒れやかゆみの原因になることもあります。
掃除に気を取られ、長時間無意識に触れてしまっていた….という万が一のことにも備えるべく、アルカリ電解水を使用するときは、ゴム手袋を着用するのが安全だと思います。
また、水100%といっても洗浄液には変わりないので、アルカリ電解水が目や口に入った場合は、念のため普通の水で洗い流しましょう。
直射日光を避ける
直射日光に当たる場所に置いたり高温の場所で保管すると、中性化が進んで洗浄能力が落ちる可能性があります。
空気に触れても酸化が進んでしまうので、日の当たらない場所でなるべく早めに使い切るようにしましょう。
貴金属・ガラス・革製品には使用しない
3つの製品にはそれぞれの特徴があるため使用しないようにしましょう。
理由は、以下の通りです。
【貴金属】
アルカリ性に反応しやすいため、アルカリ電解水を使うと腐食のおそれがあります。
【ガラス・ガラスコーティング】
ガラスはアルカリ性質に弱いです。
ガラスコーティングされている液晶画面にアルカリ電解水を使用すると、液晶画面の映像が映りにくくなったり壊れたりするケースがあります。
【革製品】
皮革製品、ニスやワックスなどコーティングされているものにアルカリ電解水を使うと、シミができたりコーティングが剥げてしまったりすることがあります。
まとめ

汚れを落とすだけではなく除菌消臭効果もあるアルカリ電解水。
使用方法も簡単で時間をかけない掃除のアイテムとしては必須になってくると思います。
アルカリ電解水の性質の特徴や使い方を把握すれば、誰でも気軽に時短でお掃除が可能になります。
早速アルカリ電解水を使ってのお掃除を始めてみませんか。







