生活の中で毎日使う場所であるキッチン。
毎日使う場所だからこそ、その頻度から見て使い勝手がよくストレスフリーな空間にしておきたいですよね。
ですが、必要なものが多くなかなか収納が難しいと思ったことはありませんか?
私も経験がありますが、たくさんのキッチンツールなど「どこにどうやってしまえばいいの?」と迷ってしまい結局引き出しの中はごちゃごちゃで何をどこにしまってあるか分からない状態。
料理するときにも毎回必要なものを探さなければならないため、イライラしながら料理をしてしまったり、食材をストックしているけれど、持っていることを忘れてまた同じものを買ってしまったり…
キッチンが整理整頓できていないだけでデメリットが発生し「嫌な空間」と自分の中で認識してしまっていました。
ではなぜキッチンは収納が難しいのか?
原因は以下にあります。
【キッチン収納が難しい理由】
・収納するアイテムの数が多い
・アイテムの数・形・サイズがバラバラ
・アイテムによって使用頻度の違いがある
キッチンに立つ時間は、なるべくなら時間はかけたくないもの。
原因を取り除いてキッチン収納を見直し、快適な使いやすいキッチンにすることで家事を時短しましょう!
そこで今回の記事ではキッチンの収納のコツをお伝えします。

目次
家の整理収納は「キッチン」からスタート
【理由1】 片付けやすい
キッチンは家族のものや思い出のものが少ないので片付けの時に「捨てる」「残す」の判断がしやすく、整理しやすいおすすめの場所です。
また、キッチンにあるものは賞味期限のある食品や毎日使う調理器具が多く、「捨てる」「残す」の分別がしやすく、収納の基本である「整理」をしやすい場所としての特徴があります。
片付けや整理収納が苦手な方でも進めやすい場所なので、どこの場所から片付けしたらいいか分からない人はキッチンから始めるといいかもしれないですね。
【理由2】 収納の効果を実感しやすい
キッチンは毎日使う場所であることから、「整理収納の効果」を実感しやすいです。
「整理収納をきちんとするとこんなにいいことがあるんだ」と分かることで、他の場所の片づけの意欲向上へとつながります。
理想の「キッチン」とは?

そもそもキッチンはどんな場所にするのがよい?
キッチンという場所は、単に「料理を作る場所」ではなく、「家全体の指揮を執る場所」だと思います。
キッチンに立って、目が離せない子供の動きにも注意しながら料理したり、家族に他の家事を手伝ってもらえるように指示を出したり、家全体の動きを意識しながらも手元では食事の準備で焼く・煮る・洗うなど3,4つの作業を同時進行しなければならないのです。
そのためには頭の中でどこに何があるかすべて把握し、必要な時に必要なものをすばやく取ることが可能でなければなりません。
また、自分だけでなく家族も必要なものをすぐ取り出せるようにものを定位置化する必要があります。
キッチンは導線を確保した効率的な場所にするのが理想です。
キッチン収納のコツ
【コツ1】 まずは断捨離から
キッチンには食器や調味料、カラトリーなどたくさんのものがあります。
そのため、今持っているアイテム全てをきれいに収納しようとすると場所がいくらあっても足りません。
おそらく大半の家庭にはほとんど使っていないもの、奥底で眠っているキッチン用品がきっとあるはずです。
全てのキッチン用品を見直し、断捨離することから始めます。
その時に「まだ使える」ではなく、「今現在使っているもの」を残していくことをおすすめします。
見直す順番として、まず食材や調味料などから進めていくと、賞味期限が書いてあるのでわかりやすく捨てやすいでしょう。
私も家の引っ越しの際に食器やキッチンツールなど見直して断捨離しました。
使わないものは思い切って処分し、使うものを明確にすることで、どのくらいキッチンに必要なものがあるのか量を把握することが出来ましたし、収納するイメージを持つことも出来ました。
必要なものだけを手元に残すことで、それだけできれいな使い勝手の良いキッチンになると思いますのでまずは実践しましょう!
【コツ2】 残ったものを分類する

キッチンには、使用する頻度が高いものとあまり使わないものがあると思います。
使用頻度がばらばらなツールを一緒にしてしまうと、取り出す際に探さなければならないなど時間の無駄になります。
使う頻度が高いもの(お玉やお鍋など)はすぐ手に届く場所に置く、
あまり使わないもの(お菓子作りグッズや来客用の食器、その季節にしか使わないアイテムなど)は棚の上に収納するなど、
使用頻度に合わせてものの置く場所を変えるためにまずはものを分類します。
カテゴリーは3つに分けて分類するといいでしょう。
分類① 毎日必ず使うもの(ex 小皿やお玉などのキッチンツール)
分類② 時々必要になるようなもの(ex 大皿や食材ミキサーなどの調理器具)
分類③ 普段ほとんど使わないもの(ex 来客用食器やお菓子作り用品)
分類することで収納する場所も決めやすくなり、取り出しやすくなります。
コツ3 場所を決める

使用頻度、用途別に収納場所を分けて収納するときは場所を定位置化します。
定位置が決まれば在庫管理も楽になりますし、何よりどこになにがあるか分かることで必要な時、必要なものをすぐに取り出すことが出来るようになります。
ポイントは2つあります。
ポイント1 「使う場所の近くにアイテムを収納すること」
キッチンで効率よく動くためには、手の届く範囲に使用頻度の高いものを置く必要があります。
例えば、IHやガスコンロの近くの引き出しには、お鍋、フライパン、調味料を収納する。
シンク下にはまな板や包丁、ボールなどをしまったりするといいですね。
使いたい時に、場所を極力動かず必要なものに手が届くため、導線が確保され無駄な行動をすることがなくなります。
ストレスもなくなる上に、料理の時短になります。
基本的に、楽に手に取れるものはよく使うもの、手を伸ばさないと取れなかったりかがんで取るようなものは普段あまり使わないもの、と意識して分けるだけで収納場所が変わってくると思います。
ポイント2 「ものを出しっぱなしにしないこと」
使い終わったらものを定位置に戻すだけです。
この習慣をつけると、ものが定位置化されるため、いつ誰がキッチンに立っても、必要なものをすぐに取り出せるようになります。
また、取り出しにくい高い場所などに収納する際には、ラベルを付けて何が入っているかをわかりやすくするのもポイントです。
まとめ
収納が難しいキッチンではちょっとしたコツをつかむだけで、収納力が格段にあがります。
キッチンアイテムを見直して、使う場所やタイミングを考えれば、どこに収納すればいいのか見えてくるものです。
キッチンを使いやすく整えて、居心地の良い場所に変えてみましょう。
家事でもっとも長く過ごすであろう場所が素敵になれば、毎日の気分も変わりますよ!







