大人気アニメ「鬼滅の刃」の主題歌で大ブレイク中のLiSAさん。
現在もっとも勢いのある女性歌手として世間から高い評価を受けています。
しかし、その地位にたどり着くまでには壮絶な生い立ちがあったといいます。
今回は、『LiSAの生い立ちが泣ける!人気歌姫になるまでの波乱万丈な経歴とは?』というタイトルでお届けいたします。
目次
人気歌姫のLiSA

- 本名:織部 里沙(おりべ りさ)
- 生年月日 :1987年6月24日
- 年齢:33歳(2020年11月現在)
- 血液型:B型
- 出身:岐阜県関市
- 事務所:ソニーミュージックアーティスツ
大人気アニメ『鬼滅の刃』の主題歌「紅蓮華」や「炎」を歌うことで有名なLiSAさん。
「炎」のMVはわずか2週間足らずで再生回数が2千万回を突破し、2020年末にはNHK紅白歌合戦に出場、2020年12月28日の「日本レコード大賞」ではグランプリを獲得しています。

涙を流して喜ぶLiSAさんのグランプリ受賞シーンの姿が印象的でした。
そんなLiSAさんですが、人気者になるまでに壮絶な生い立ちがあったといいます。
成功の道にたどり着くまでにいったいどんな人生を歩まれてきたのでしょうか?
LiSAの生い立ちが泣ける!人気歌姫になるまでの波乱万丈な経歴とは?
人見知りだった幼少期
LiSAさんは、1987年6月24日、岐阜県関根市で長女として誕生します。

小さいころは、すぐにお母さんの後ろに隠れてしまうような引っ込み思案な女の子だったというLiSAさん。
《あの頃は、保育園の先生のうしろに隠れて、お遊戯ができないぐらいの恥ずかしがり屋さんでした。》とLiSAの母は語る。
引用:女性自身
そんな姿を見かねて、LiSAさんが4歳の時、母親がミュージック教室に通わせます。

最初は「人見知りを直すため」という理由で通いだしましたが、LiSAさんは、お芝居・踊り・歌など楽しむようになります。
家の中ではマイクを持ってよく歌っていたそうです。

母親はいつも「上手だね~」と褒めてくれたようで、歌うことが大好きだったというLiSAさん。
歌手になった原点は、母が勧めてくれたミュージカルスクールにあったんですね。
歌い続けた小学生時代
小学生になってもミュージカル教室に通い続けていたLiSAさん。

小学5年生の11歳の頃、当時大ブレイクしていた「SPEED」に憧れていたLiSAさん。
「SPEED」といえば高い歌声でパワフルに歌うのが特徴的ですが、LiSAさんも憧れて高い声で歌を練習するようになります。
現在、LiSAさんも高い声で歌うことで知られていますが、きっかけは「SPEED」だったのかもしれませんね。

そんなLiSAさんは、SPEEDに憧れて、沖縄のアクタースクールに通うため小学5年生で単身で1人沖縄に移り住みます。
LiSAさんの母親は地元で美容室を営んでいて、連いていけなかったため、お店のお客さんの家族の家で「ホームステイ」状態でお世話になることに。
LiSAさんの母親は、
と寛大な気持ちでLiSAさんに協力してくれたそうです。
夢を諦めた中学時代
歌手になりたいという夢を目指し、レッスンに没頭し続けるLiSAさん。
しかし、なかなかデビューが出来ず、中学2年生の14歳の頃、岐阜県にもどってくることになります。
▼LiSAの実家▼


LiSAさんの母親は、
とLiSAさんに告げ、2度と音楽の道は目指さないと約束したというエピソードもありました。
バンド活動に没頭する高校時代
母親との約束で、音楽の道は目指さないと約束したLiSAさん。
音楽とは離れた生活をしばらく送っていましたが、
と悟り、また音楽の道を目指すようになります。
そして、高校1年生の16歳の頃、パンクロックバンド「CHUCKY」(チャッキー)を結成します。

「CHUCKY」は名古屋や大阪などでもライブを開催するなど、人気バンドだったといいます。
プロデビューを目指して活動を続けていました。
高校卒業後
当時20歳の頃のLiSAさん。

高校卒業後は、バンド活動を続けながら居酒屋でアルバイトに励んでいたというLiSAさん。
居酒屋のお客さんから「かわいい」と人気だったようです。
「『かわいい』って言われて、お客さんからも人気でしたよ。バイトのメンバーの誰にでもフレンドリーに接してくれる、優しい人でしたね。夢をかなえて頑張っている姿をテレビ越しで見ることができて、毎日、嬉しく思っています」
引用:livedoorNEWS
20歳までに100万円貯めて上京したと語られており、音楽活動に向けて第一歩を踏み出した時期ですね。
バンド「CHUCKY」の解散
しかし、21歳の頃「CHUCKY」はメンバーの意見の違いから解散することになります。
LiSAさんの他のメンバーは既に仕事をしながらバンド活動をしており、「仕事もあるしプロになることを望んでいない」と告白されたのでした。
そんな中、母親からも、
と言われ、母親との意見もあ対立していました。
全て上手く循環せず、地元にいることが苦しくなってきたLiSAさん。
プロになる夢を諦めきれず、次の行動に移ります。
東京に上京
LiSAさんは、プロになるため東京に行く決心をします。
母親に反対されると思ったLiSAさんは、相談せず、1人で勝手に東京に住む場所を決めてきてしまいます。
そして、2009年の元旦、家賃の契約に保証人が必要なため、
私は東京に行きます。だから契約書にハンコ押して!!

と母親にお願いします。
出発の前日に母親は突然の告白をつげられ、もちろん大反対。
LiSAさんの母親は当時の心境について以下のように語られていました。
いきなり私の前で正座をして、「20年間育ててくれてありがとうございました。私は東京に行きます。だから契約書にハンコ押して!」と言われて「はい、わかりました。いってらっしゃい」なんて言えるわけがないじゃないですか!しかも事後報告。
引用:金スマSPお母様のアンケート
LiSAさんは母親の反対を押し切り、家出同然で上京することになります。
当時のLiSAさんの心境を以下のように語られています。

夢も、期待も、不安とかも全部詰め込んだリュックをもって飛び乗った
家族に反対されながら、自分の夢を追いかけるために知らぬ地へ飛び込むのは不安な気持ちもあったようですね。
東京上京後
家族に応援されないまま、東京に飛び出したLiSAさん。
新宿区にある高田馬場で1人暮らしを始めます。

そして自宅近くの練習スクールに通っていたLiSAさん。

そしてLiSAさんは、
と思い、練習スタジオでメンバーを募って、ロックバンド「Love is Same All」を結成。

インディーズでCDを出して音楽活動をしながらデビューのチャンスを狙っていました。

「Love is Same All」は国内のみならず、台湾でのライブ活動もしていたようなバンドだったようです。
当時、メジャーデビューの夢を目指しながら、朝から夜まで三つのアルバイトを掛け持ちし、空いた時間に音楽活動に取り組むという、ストイックな毎日を送っていました。
上京するために貯めた100万円は、引越しとレッスン代で底をつき、
など、今の現代社会を思うとなかなか過酷な生活を送っていたようです。
母との和解
家出同然で、上京したLiSAさんですが、母親と和解するきっかけができます。
ある日、突然母親から電話があり、何事もなかったかのように明るく接してくれたようです。
その時の母親の心境はこちらです。

連絡してないことの方が苦しく、仕事していても苦しくて、病気になると思いました

私も最初は「なんで向こうから電話してこんのや」って意地をはっていましたけど、「自分の子を信じる」っていう原点をいつの間にか忘れていたと自覚した。
「あぁ、娘を応援するのは私しかいないな。あんな世界に入ってまで頑張っている娘を私が支えないでどうする」と反省したんです。
上京してからもLiSAさんのことを心底気にしていたお母様。
この出来事がきっかけとなり、母親と和解したLiSAさん。
仲直りした後には、LiSAさんのライブに楽しそうに参加する様子もあったようです。
メジャーデビュー
2010年、LiSAさんに転機が訪れます。
人気アニメ「Angel Beats!」の作中バンドGirls Dead Monster(ガルデモ)で2代目ボーカル・ユイ役の歌声担当として抜擢。

LiSAさんはついにメジャーデビューを果たすこととなりました。
このデビューをきっかけに「Music Japan」にテレビ出演するなど次第にメディア露出もするようになります。
独特な歌唱力でファンを魅了し、少しずつ知名度が広まっていきます。
そして、LiSAさんのデビューをきっかけに、2年間活動していた「Love is Same All」の活動も終了。
LiSAを後押ししてくれたのは、他でもないバンドメンバーの言葉でした。
「絶対にやったほうがいい」「チャンスだ」「何をしに東京に来たの?」とLiSAの背を押してくれます。
売れだしてメディア露出
ガルデモでの活動をきっかけに、アニソン業界に旋風を巻き起こしたLiSAさん。
雑誌やテレビでも出演され始め、次第に注目され始めてきたLiSAさん。
2016年には、関東系テレビチャンネル雑誌「ch FILES」の表紙を飾られました。

こちらは2017年の時、ラジオに出演された時のLiSAさんです。

紅白初出場を果たす



この当時は多くのメディアに多く出演し多忙であったLiSAさん。
現在のLiSAさんまでそのまま突っ走って活動を展開することとなります。
まとめ
以上、LiSAさんの経歴について紹介しました。
今の有名なLiSAさんになるまでには、相当の苦労と努力があってこそだったのですね。
これからもLiSAさんを応援していきたいです。


https://twincleblog.com/lisa-seikaku/

